失敗しない倉庫経営!セールス部門社員の考え方

荷主担当の必要性を検討する

セールス部門は荷主を訪問して港湾倉庫のサービスを販売する営業と荷主の注文を受ける荷主担当に大別されますが、営業と荷主担当を区分しない会社もあり、港湾倉庫の事務職が、営業や荷主担当を兼務する組織もあります。営業はセールスに適した人材の選択が最大活用の第一歩になるでしょう。港湾倉庫の運営規模を勘案し、営業の展開を検討する必要があり、港湾倉庫が専用あるいは他部門との共有で営業を保有する場合は、荷主担当の必要性を検討しましょう。荷主担当は対荷主の窓口を複雑にする恐れはありますが、複数業務の一括受注を売りこむ会社なら必要な職種ですよ。

顧客窓口を明確にしておく

営業と荷主担当を持つ場合には、3者間の役割を明確に定義することが必要でしょう。例えば、荷主からの注文を事務職や営業、荷主担当の3者で受けるような仕組みは混乱が生じる原因になります。荷主担当を唯一の顧客窓口にして、それを荷主にも理解させることが最も単純な解決策です。荷主との交信は電話が中心になりますので、荷主に好印象を与えて必要事項を的確に聴取する能力が必要ですし、荷主の注文は必ずしも確定事項とは限らないため、両者を円滑に仲介するためにも窓口は一つにしておくのがいいでしょう。

営業や荷主担当は重要な経営資源

他の営業部門と共有で営業および荷主担当者を持つと港湾倉庫の管理意識も希薄になるでしょう。港湾倉庫では営業と荷主担当に期待する貢献を売り上げや新規荷主数などの数字で明示し、実績についても定期的に確認しましょう。特に荷主担当には注文を確実に受けられるような、仲介から成約に至るまでの調整能力が必要です。営業と荷主担当というのは港湾倉庫の部門に属する、経営資源と認識することが大事で、最大限の活用をはかりましょう。

3PL(サード・パーティー・ロジティクス)とは、競合他社を圧倒的に上回る自社能力を志向する企業が、企業戦略として物流の一部もしくは全体を第三者の企業に委託する、物流業務形態のひとつです。